転職

失敗しない転職のポイント

投稿日:2020年8月22日 更新日:

転職を考えているけれど、まず、自己紹介から緊張しそう…

面接で失敗しない転職理由の書き方は

転職で英語が活かせるか

1.好印象を与え、緊張しない自己紹介の例文

自己紹介では、キャリアの簡潔な説明が求められていますから、事前に要点をまとめておきます。

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短くて要点のみなら、人前で緊張する人でも丸暗記可能な文字数です。

「自己PRをしてください」と求められる場合は、自己紹介とは異なり、自身の強みが何かをアピールしますので、その対策が必要です。

自己PRについては、<自己PRの仕方>を参考にしてください。

それでは、自己紹介の仕方について、結論から説明していきます。次の例文のように、たいてい1分コース3分コースになります。

 

例文:1分コース

1)挨拶

山田太郎と申します。本日はよろしくお願いいたします。

2)学歴と職歴

東都大学経済学部を卒業後、ABC社で営業を経験してきました。

3)職務経験

前職では、おもにDEF社に対してGHIというサービスを提案し、

販売をしてきました。

4)挨拶

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

例文:3分コース

1)挨拶

山田太郎と申します。本日はよろしくお願いいたします。

2)学歴と職歴

東都大経済学部を卒業後、ABC社で製品開発を5年経験しました。            

3)前職の入社動機

大学で機構設計分野を学んだので、今後世界的に需要が拡大するGHI業界でその知識を活かし、さらに技術を磨きたいと思い、ABC社へ入社しました。

4)職務経験

前職では、主にGHIの周辺機器の設計、開発をおこなってきました。

5)退職理由と志望動機

今後は、GHI業界だけでなく、GHI業界を取り込んだ市場規模の大きいJKL事業で広く開発業務に挑戦したいと考え、御社に応募しました。

6)挨拶

どうぞ、よろしくお願いいたします。

構成:

1分コース+前職の入社動機、退職理由、志望動機を追加=3分コース

注意点:いずれも動機や理由は短く簡潔にまとめる。

いかがですか。自己紹介のポイントは、いかに簡潔に自分を説明するかであって、余計な脚色は求められていないのです。

自己PRと混同しないように注意してください。

2.採用される転職理由の常識3つ

なせ、転職理由を聞かれるのでしょうか。

志望者の現(前)職を辞める理由が、募集企業側が一番気にする以下の重要なポイント、略して「重ポ」2点の手がかりになるからです。

 

・志望者が活躍できるかどうか

・志望者が入社後長続きするかどうか

 

現職での不満(ただし、どう対策したか説明するなら問題ない)が転職理由

例:定時で帰れないから、上司が嫌い、給料が安い、キャリアップが望めない

「重ポ」の観点で、組織運営上、その中で役割と責任が果たせない、長続きしない人材と判別されます。

では、どのように転職理由は述べるべきかと云いますと、

  • 常識その1 不満が辞める主因でも、転職後の行動を具体化

誰だって完璧ではありませんし、募集企業側にとり志望者が不満の一つや二つを抱えて転職活動をしていることは許容範囲です。

しかし、簡単で良いので転職先ではこうしたい、という行動計画を示した方が、募集企業側の「重ポ」をクリアする可能は高まります。

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「働く目的」とそのための「行動」、これらを考えてみてください。

 

✖上司が嫌いなので辞めたい

〇(上司の好き嫌いよりも)御社でおこなうJKL事業の開発業務実績ならば自身のノウハウ蓄積(=成長)につながり、それが組織の目標達成に貢献するから。

  • 常識その2 退職理由と志望動機の関係性の明確化

転職理由を土台にして志望動機を整理し、転職先でのキャリアアップにつながるように考えます。

募集企業側はポジティブ思考に対して好感度を持ちます。

 

✖現(前)職の開発業務に将来性がなかったため

〇将来性が拡大する業種で開発業務にチャレンジしたい考えに変化したため

  • 常識その3 ウソはつかない

程度にもよりますが、ウソで固められた転職理由は、それを一生背負っていかなければならないので、維持するのはほぼ不可能です。

ウソの内容によっては、転職先でそれが発覚した場合、退職せざるを得なくなるでしょう。

3.転職で求められる英語とは

ここからの説明は、転職で英語が絡むステップがある場合ですが、英語のスキルを上げたいという段階の人は、これ以降の記事は読む必要はありません。

英語の勉強関連記事:「英語が苦手でも克服できる」「映画を活用した勉強法とは」を参照してみてください。

きっと、英語力アップのお役に立てると思います。

<採用の基準とされる英語力>

公的試験の点数:

転職するとき、英語が得意であれば、志望者にとってプラス要素です。

英語を武器に転職するならば、募集会社側はTOEICなどの試験点数で英語力を認識する手段にします。

志望者がそのような試験結果で英語力を示すことで、一つのスキルとしてカウントされます。

英語面接での会話力:

書類選考で英文による提出が求められますが、それ以外に、英語で面接が行われるケースが多いです。

英語面接は、募集会社が求める英語力に応じた内容になります。

簡単な日常会話程度で採用される職種があれば、業務に関わる深い質問に対して志望者の考え方を英語で求められるケースもあります。

外資系の英語:

外資系企業の英語は、外国本支社などを含め、社内でのコミュニケーションが主体になります。

たとえば、電話メール、レポート類、会議など、組織内の共通言語として英語が日常的に使用されています。

もちろん、対外的な渉外で英語が必須な職種もあります。

企業にもよりますが、勤務期間中一切日本語を使用する機会がないケースもあります。

職場に日本人がいれば、もちろんそれは日本語でのやり取りでしょうけれど、

一旦、業務になれば日本語は不要という状況もあり得ます。

英語から話がそれますが、外資系では専門性が採用の焦点になります。

応募書類で現(前)職の実績などを示すレジュメが要求されたり、自己PRで如何に自身をアピールできるかが問われたりもします。

<自己PRの仕方>

自己PRをしてください」と面接で求められるケースでは、自分を売り込むチャンスです。

PRなら何でも良いわけではなく、その適切な仕方に注意しましょう。

その1.志望者がこれまでどのような実績を積み上げてきたかを最初に伝えます。

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つまり、「数字を交え、結論から具体的に話す」ことが鉄則です。

営業担当であれば、「対前年比○○%の売上アップを達成」、採用担当なら、「新卒採用で〇〇大学から△△人採用」、購買担当なら「対前年比○○%のコストダウンを達成」というように、その職種で求められる技能をはかる数値を示すことが有効です。

その2.次に、それらをどのような行動によって達成したかを説明します。

但し、言いたいことは、募集企業側はすべて聴きたいとは思っていませんので、長々と語るのはNGです。

簡潔に発言を終えたら、募集企業側がさらに聴きたいことは質問してきますので、その時に応じれば良いのです。

 

例文:

「私は、現職ではこれまで5年、医療機器メーカーの営業マンとして勤めています。入社1年目までは、先輩について営業のノウハウを学びながら、販売管理業務を行い、2年目から中・小規模の病院10件担当し、現在5年目では40件担当しています。自己PRとしてですが、この40件全体のカテーテルシェアを、対前年比15%から25%へ引き上げることに成功しました。成功要因は、1年計画で、各病院の用度、購買課、医局の先生方と生産ロットの拡大交渉をおこなってきたことで、材料コストを抑え、販売単価を下げることによって、納入物量数を他社より大きく引き離すことができたためです。」

 

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