不幸をもたらした戦争を忘れてはいけない

毎年8月になると、誰かがどこかで七十数年前に起きたできことを語る。

ある人が云った。「戦争というのは、誰もがそれを忘れた頃に、また起こす。人間は、その歴史が始まって以来、繰り返してきた」。

戦争って、人間が人間に対して多くの不幸をもたらす。昨今の自然災害による不幸ではなく、人間が創り出す災い。

人間は、「人それぞれ、十人十色」と云い、納得するし、他を思いやる懐がある。しかし、ひとたび国という概念で立ちはだかることがある。

人が人を傷つけるのを目の当たりにすると、黙っていられなくなる。救いの手を差し伸べなければ、と。

イデオロギーの対立。戦争のきっかけは、人間が生きている限り、いつでも、どこでも発生している。

しかし、戦争を起こせば、多くの人が死、負傷、疾病、離散、貧困等々に直面するという、不幸しか生まない結果が分かっている。

他を思いやる懐がある人間は、戦争を起こさない。

地球で生きていく限り、見聞を広げる。驚くほど自分とは異なる考え方に触れる必要がある。

多様性を知る。ある意味、理解できないことを理解する。独り善がりでは生きられないことを悟り、助け合いのコミュニティ。

考え方の違いを認め、対立するところは、シェアするしかない。シェアし合う新しい文化や概念を創造する。また、それができるのが人間だ。

そして、過去の不幸を後世に語り、写真、映像、で永遠に残し伝えていく。

手続き自体、通信技術が発達してきた現代では、そう難しい話ではないはずだ。

人間は、対立し、戦争をしてきたから、そこには商売が成立する。対立しても構わない。意見は戦わせれば良い。殺し合いをしなければ、軍産複合体も消滅する。

生活、文化や言葉が異なる世界で暮らしてみよう。

自身が弱い立場である時、助けてほしい時とは、どいういう心境か。

利害が一致するコミュニティ、国という概念、イデオロギー、自身のアイデンティティは生きてきた証だが、そこに本来の平和は見つからない。

先ずは、旅立とう。自分が如何に小さなことに拘っていったと気が付く。

そうは云っても、日本語でコミュニケーションができるわけ無しと、あきらめるのは早計。現地人で日本語が分かるケースもあれば、現地にだって日本人はいる場合がある。

言葉が壁と考えがちだけど、本当は大した壁じゃない。自分が踏み出さない言分けにしているに過ぎない。身振り手振りで何とかなるもの。

それでも心配な人は、少しずつ、今から、英語に触れてみるのも良い。

勉強が嫌いなら、映画を見ながらでも何でも手はある。映画を観ながら英語を学ぶ方法は、以下の別参照。

英語が思うように上達しないけれど、映画を観て英語学習になるの？

確実に英語が上達するには、映画をどう活用したら良いか。

ここでは、英語学習に映画が使える理由、その勉強方法を簡潔に説明。