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8月12日JAL123便が墜落 あの悲しい日を忘れない

投稿日:2020年8月12日 更新日:

1.忘れてはならないこの悲劇

  1-1二度とあのような事故が起きないように

  1-2今も語り継がれる大事故

  1-3妙な恐ろしさを感じた事故

  1-4知ることが二度と事故を起こさせなくする

  1-5事故を繰り返さない仕組み

  1-1二度とあのような事故が起きないように

事故で犠牲になられた方々に、謹んでお悔やみ申し上げます。毎年、この8月12日は、悲しみを想い出し、二度のあのような恐ろしい事故が誰の身にも起きないように、願っています。

  1-2今も語り継がれる大事故

事実関係がどうなのか、分かりません。確か裁判などで争議はなく、運輸安全委員会の報告書では、事故機の圧力隔壁の破損が事故につながった直接原因としています。またその圧力隔壁には修理ミスが有ったと聞きます。事故から35年目、その結論に納得がいかず、いまだに疑念を抱え、また数多くの事故に関する出版物も発刊され、何が事実か、何が捏造なのか、はたまた陰謀論まで云われ続けています。

1-3妙な恐ろしさを感じた事故

いずれにしても、500名を超える方々が犠牲になった航空機墜落事故であることには間違いありません。とんでもない事故なのです。その日、日本は夕方でした。まだネットのような環境が世の中にはなく、世間ではテレビが良く見られていた時代でしたので、テレビから聞こえてくる「ニュース速報」で、確か「レーダーから機影が消えた」というような第一報だった記憶があり、多くの人がこの突然の報道に驚かされたのです。

その後のニュースで、どうも墜落事故だと分かり、日本中が大きなショックを受けるだけでなく、航空機事故の怖さと、無念さ、何か大きな力が襲う恐ろしさと疑念で渦巻いていました。

1-4知ることが二度と事故を起こさせなくする

あれから35年の今日。あの時、まだこの世に生を成していなかった人たちにも、先ず、多くの人が旅客機で犠牲になった事実を知ってほしいです。なぜならば、知らないほど恐ろしいことはないからです。現在まで、事故に関する書籍が数多く出版されてきていますから、先ずはそのうちのいずれかを読んでいただけたらと思います。

日本航空は、あの日以来、人の命が犠牲になるような事故には直面していません。毎年、全社員に研修が行われ、様々な職場や角度からこの事故を振り返り、風化させないように取り組んでいると聞いたことがあります。全日空他日本の航空関連会社でも、この事故に関する社内での何らかの取組が行われているものと思います。

1-5事故を繰り返さない仕組み

当時からすると、一層多くの人が利用するようになった航空機。航空業界は、一度に多くの人の命を預かる仕事なだけに、あまりに責任が大きく重く、その規模も同時に巨大化しました。決して日本航空だけの問題でなく、世界中の航空会社や航空機メーカーと関連会社は、それぞれが関わる業務において果たさなければならない安全性の維持、向上に取り組んできているものと理解しています。

事故という側面で考えると、航空機だけでなく、車でもなんでも起こり得るし、いくら技術が進化しても、自然にゼロになりません。係る日々の業務において、その小さな因子を発見し、発生した根本原因の解析、要因の対策に取り組む。その繰り返しこそが、現在まで、事故を未然に防いできていると信じています。

このように、関係者のたゆまぬ努力があって、私たちは安心して、航空機が利用でき、日本全国、また世界中へと旅ができるのです。

 

 

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